カルガリーで美味しいもの食べたいなぁという方へ向けて食べ歩きで行ったレストランを紹介してます。
バンフへ行く前、もしくは帰りにカルガリーに寄っていくこともあると思います。
そういう方へこの記事でオススメのお店をご紹介します。
いつも朝ごはんの食べ歩きを紹介していましたが、今回はランチです。
ちなみに僕は
バンフの玄関口であるカルガリー在住の料理人。
5年前に仕事でカルガリーにやって来ました。
毎週カルガリーのレストランを食べ歩いています。
今回も料理人の視点からお届けします。
今回行ったのはVero Bistro Moderne
住所
209 10 St NW, Calgary, AB T2N 1V5
Veroとはイタリア語で真実(True)の意味だそうで、本当の料理をお客様に届けたいというシェフからのメッセージがサイトに掲載されています。
基本イタリアンですがスパニッシュとフレンチもミックスされているとのこと。
場所はこちらです。
ダウンタウンから電車で行くときはレッドラインの北行き(Tuscany行き)に乗ってサニーサイド(Sunyside)で降りると近いです。
Vero Bistroの外観
手前の隣はカナダ名物のプーティーン屋さん。
(プーティーンはフレンチフライにチーズとグレイビーソースをかけたものです)
ここはカルガリーで一番美味しいと言われてます。
反対側の隣は電子タバコカフェです。
VAPEという単語は電子タバコのことらしいのですが、最近知りました。
店のロゴは少し分かりづらくて近寄らないとVeroと書いてあることに気づきませんでした。
店内の写真はありませんが、外観からは想像できないアバンギャルドな雰囲気でした。
最初は少し落ち着かない感じでしたがすぐに慣れます。
パワフルなマダムが明るく接客してくれます。
英語はハッキリと話してくれて聞き取りやすかったです。
Vero Bistroのランチのメニュー
こちらはランチメニューです。
ランチは$25のコースのみで料理は2種類出てきます。
前菜は3種類から一つ選んでそのあとにメインをメニューの中から一つ選ぶシステム。
メインはそのまま$25のものか少し良い食材で$29に変わるものとあります。
なお、ワインリストが充実していてお昼ですが結構な数のワインが用意してありました。
イタリアワインが多かったです。
今回のランチでオーダーしたもの
友人が前菜でオーダーしたものは色鮮やかなビーツのスープのようなもの。
とても美味しかったそうです。
味見するかと聞かれましたが、ビーツがあまり好きじゃないのでやめておきました。
僕はクロスティーニをオーダーしました。
記事の最初の方にあるトマトの載ってる写真がそうです。
上に載っているトマトはバルサミコ酢のソースとうまく絡んでとても美味しかったです。
ただ、バゲットが焼き過ぎなのか歯が折れるんじゃないかというくらい硬かったです。美味しんですけどね…。
時間が経てばソースの水分を吸って柔らかくなるかと思ったのですが、残念ながら硬いままでした。
こちらメインでオーダーしたものです。
メインは僕がシグニチャーのステーキで友人がポルチーニ茸のパスタです。
ステーキは綺麗に盛り付けられていたのですが、運ばれてきたときに肉が倒れて崩れました。
マダムは笑いながら味は同じよと言っていたので 問題なしです笑
友人のパスタを少し味見しましたが、とても上手に作ってありました。
パスタの茹で具合、塩加減どちらももちょうどいい感じです。
カルガリーのパスタは味が濃いのを通り越してしょっぱいところが多いのですが、ここはそんなに濃くなくていい塩梅です。
ステーキはカナダのBBQスタイルの焼き方で、表面は少し強く焼いてクリスピーでなおかつ香ばしく仕上げて中はレアです。
肉汁もしっかりと中にキープされています。かなり上手なシェフがいるようです。
付け合わせはフレンチフライでしたが、これはかなり味が濃くしてありました。
カリッとして上手に作られていたので少し残念。
食後にデザートを勧められましたがお腹いっぱいのため断念しました。
再訪します
味の濃い料理もありましたがそこはカナダ人と日本人の好みの違いでシェフの腕はかなりいいです。
そして何よりワインリストが充実しているお店はそれだけで興味がわいてしまいます。
再訪決定ということで次回はディナーで来てみようと思います。
※後日ディナーで行く予定が、クリスマスシーズンで予約が取れず断念しました。
そのとき行った他のお店の記事はこちらからどうぞ。
本日もお読みいただきありがとうございました。
Vero Bistro Moderne