二日目は早朝5時起き。まだ真っ暗な高速道路をバンフ国立公園へ向けて走りました。
なぜそんなに早起きだったのかは後でわかります。
二日目のメインイベントはレイクルイーズでのハイキングだったのですが、その前に手前にあるモレーンレイクというところに寄りました。
僕自身は久々に来たモレーンレイクだったのですが、何度来ても美しいと思う湖です。ここでご紹介します。
モレーンレイクとは?
ざっくり概要
モレーン湖とはカナダ西部アルバータ州のバンフ国立公園内にある湖です。
ロッキー山脈の中にあり、周囲の山々の氷河からの雪解け水が流れ込みます。
氷河から流れ出る水は様々な成分を含んで湖は鮮やかなエメラルドブルー(ターコイズブルーと言う人もいます)になっています。
詳しくはみんなのwikiをどうぞ笑
モレーン湖(モレーンこ、英語: Moraine Lake)は、カナダ・アルバータ州のレイク・ルイーズ近郊、標高1,884mに位置する氷河湖である。バンフ国立公園内にある。面積は0.5km²であり、湖の後方にはかつて20カナダドルの絵柄にも採用された「テンピークス」という10の頂がそびえ立つ
こちらバンフ、レイクルイーズツーリズムのホームページ(英語)
素晴らしい景色と多彩なハイキングコース
モレーンレイクの見所はなんと言ってもその色。これでもかというくらいのエメラルドブルー。そして湖面に反射する周囲の山、氷河。
でも僕が行くといつもなぜか毎回必ず雨。今日も曇り…。晴れの日に当たったことがありません。。。なぜだ。
モレーンレイクを起点としたハイキングコースもいくつか設定されていて、ここからさらに山の上に行くこともできます。
違う日にその中の一つラーチバレイとセンチネルパスに行った時の記事もあります。
モレーンレイクの場所
モレーンレイクはカナダ西部アルバータ州のさらに西、バンフ国立公園の中にあります。
バンフ国立公園はカナダで最初に指定された国立公園で、周囲の国立公園とともにカナディアン・ロッキー山脈自然公園群として世界遺産にも登録されています。
モレーンレイクまでの行き方
モレーンレイクはカナダ西部の都市カルガリーから約200km。車でおよそ2時間です。トランスカナダハイウェイというカナダを横断する高速道路を使います。
Lake Louise(レイクルイーズ)の出口で高速を降りて左折したらレイクルイーズドライブという道路を山に向かって上がって行きます。
途中でモレインレイクへの分岐があるのでここを入って15分ほどするとモレーン湖に着きます。
モレーンレイクの駐車場問題
モレーン湖の駐車場は狭く、混雑時には入場制限がかかります。
制限がかかった後は、高速道路のレイクルイーズ出口手前数kmのところにある臨時駐車場(Lake Louise Overflow)に止めてからシャトルバスで向かわなければいけません。
このバスは朝8時から16時15分まで15分間隔で出発しています。
こちらがそのバス。カナダでよく見るスクールバスです。乗り心地は最悪です笑
2018年は特に混雑が激しく、朝8時に着いてもすでに規制されていたということがありました。
時間がないという人、空いている時に行きたい人はモレーンレイクの50kmほど手前にあるバンフか、モレーンレイク周辺で一泊するのが良いです。
カルガリーから直接向かって駐車場競争に参加する人はかなり根性入れて早起きする必要があります。
今回はカルガリーからモレーンレイク駐車場競争に参加したため朝5時起きだったのです。モレーンレイク到着は8時でギリギリセーフで駐車場に入れましたが、この後すぐに規制がかかりました。
エメラルドブルーの湖
おすすめ撮影ポイント
インスタとかでよく見るモレーンレイクを真正面から写した写真、あれは駐車場すぐ横の岩山から撮られています。シャトルバスで来ると降り口の真ん前に岩山への入り口があります。
これもそこから撮りました。
晴れてるともっと素晴らしい感じになります。
このポイントへ向かう道は一応Moraine Lake Rockpile Trailという名前がついているみたいです。ほんと300mくらいしかない散歩道なんですけど。
モレインレイクロッジ
湖畔にはモレーンレイクロッジという宿泊施設があります。カフェやレストラン、お土産屋も入っているので一服するのにもちょうど良いです。
カフェの中にはトイレがあり、こちらはとても綺麗です。駐車場脇にもトイレがあるのですが、こちらはバンフ国立公園内の公衆トイレおなじみの薄暗く少し臭う汲み取り式トイレです。
服装に注意
モレーン湖はカナディアンロッキー山脈のかなり奥にあり標高は1500mを超えています。真夏でも天候によってはとても寒い日があるので服装には十分注意したいところ。
夏はすぐに取り出せる上着を。春、秋はそれなりの防寒対策が必要です。特に秋は雪が降ることもあるので天候には十分気をつけてください。
この写真は2018年9月30日で別の時に撮ったものですが、すでに奥の山は真っ白でした。
今回はこの後レイクルイーズへハイキングに行くことになっていたのでモレーンレイクはささっと見て移動しました。
夏の晴れている日にまた来たいですね。