カナダのレイク・ルイーズという湖の名前、一度くらいは聞いたことがある人もいるかもしれません。
バンフ国立公園の数ある湖の中ではおそらく一番有名な湖です。モレーン湖と同じでエメラルドグリーンの湖面と周囲にあるたくさんのハイキングコースが人気です。
今日は旅行2日目に行ったこのレイク・ルイーズのご紹介。
レイク・ルイーズとは
レイク・ルイーズはカナダ、アルバータ州のバンフ国立公園内にある湖。詳しいことはいつものみんなのウィキで。
レイク・ルイーズ(Lake Louise、ルイーズ湖)は、カナダアルバータ州のバンフ国立公園内にある湖及びその近くにある小村の名前である。氷河から解け出た水に含まれる岩粉により、湖は独特なエメラルド色をしている。湖周辺ではハイキングや登山の他、スキーを楽しむこともできる。水面の標高は1536m である。
こちらはバンフ、レイク・ルイーズツーリズムのホームページ。
Lake Louise, AB | Banff & Lake Louise Tourism
エメラルドグリーンのレイク・ルイーズ
定番アングルからの眺め
今回レイクルイーズに来た目的はハイキング。ということで湖での写真撮影や観光はそこそこにハイキングコースへ向けて歩き始めました。というのも、湖周辺はとにかく人が多い!湖正面から氷河を見る定番の撮影場所はなかなかシャッター切れないくらいです。
でもレイク・ルイーズと遠くに見えるビクトリア氷河は一度は見ておきたいもの。このアングルは定番中の定番ですが見飽きません。
レイク・ルイーズの駐車場
話はそれますが、レイクルイーズの駐車場について触れて起きます。今回は朝にモレーン湖に寄ってからレイク・ルイーズに来る計画だったので到着は10時頃でした。
到着した時には湖に近い駐車場は満車で少し距離のあるサブ駐車場のようなところに行くよう指示されました。湖まではだいたい15分くらいです。
この駐車場もいっぱいになると麓のショッピングモールからのシャトルバスに振り分けられます。駐車場はそこそこ広いですがそれ以上に人が押し寄せてるのでこちらも早めの到着がオススメ。
そしてこの日は駐車場でバンフ国立公園入場パスを持っているかどうかのチェックをしていました。車で行かれる方はその用意も忘れずに。
レイク・ルイーズを見下ろしながらのハイキング
レイクアグネスハイキングコース
今日のハイキングコースは往復7.6km標高差は433m。日本から来た友達は山登り初級者なのであまりきつくないコースです。
前半は湖の横を等高線と平行にゆっくりと登っていきます。ここら辺は楽勝。最初の急カーブ過ぎたところから見下ろすレイク・ルイーズの色。とんでもなくエメラルドグリーンです。
4割くらい進んだところでミラーレイクという小さな湖に着きます。周りを山や木に囲まれて風が無いため湖面に周りの景色が反射してとても綺麗でした。写真にはあまり上手に写っていませんが…。
ここから少し急になります。そして途中から何故か大量の馬糞が転が…。もしやと思ったのですが、このハイキングコースを馬が通ることがあるらしく、そのためだそうです。
避けながら歩くことはできましたが、やはり臭いが気になりました。あと、おそらくですが、知らず知らずのうちに少し踏んでだと思います笑
匂いを気にしながら山道を歩いていきます。途中急な箇所もありますがそんなにきつくないままレイクアグネスに到着します。
到着直前にはこんな滝もあります。
レイクアグネスとティーハウス
今回のハイキングコースのゴールのレイクアグネス。こちらも周りを山に囲まれひっそりと静かな湖です。ハイキングコースはここから先へも続いていますが、かなり難易度の高い登山道になるので今回はここまでです。
湖からスタートしたハイキングが湖でゴールってなんだか不思議な感じですがカナディアンロッキーの奥深さを感じました。
湖畔にはティーハウスもあってコーヒーや軽食も置いてあります。
湖の反対を見ると高速道路を挟んだ向かいの山とそこに広がるレイク・ルイーズスキー場が見えます。このスキー場は毎年アルペンスキーのワールドカップを開催する老舗です。
レイクアグネスからさらに先にも行くことができます。
レイクルイーズとミラーレイクの2つを見下ろす絶景があってオススメです。
湖畔でお昼ご飯
レイクアグネスの湖畔でみんなでお昼ご飯にしました。ちょうどスキー場側に向いたベンチがあったのでそこにお弁当を広げてランチタイムです。山登りの後のおにぎりってなぜかとても美味しくてついつい食べてしまいます。
この日は山頂の方では雪が積もるくらいの寒さだったのでお弁当を食べているうちにだんだん寒くなり、食べ終わり次第片付けてティーハウスへ。
ティーハウスは満席でしたがテイクアウトのオーダーを外で受け付けていたのでマシュマロホットチョコレートをオーダー…がなぜかとっても薄味でした。ほぼお湯。なんか間違えたかな?
あと、このティーハウス電気がないようでした。昼間でも薄暗い感じで、おそらく電気をここまで引いていないのだと思います。
帰り道も馬糞を避けながら、途中からは湖を見ながら山道を歩いていきました。さすがに下りは楽々であっという間に山をおりました。
レイク・ルイーズその他も少しご紹介
シャトーレイク・ルイーズ
湖畔にそびえる白い建物は1890年に建てられたシャトーレイク・ルイーズという高級ホテルです。ここは恐らくオフシーズンでも一泊$800はします。まぁルームチャージですが。
一部宿泊者専用エリア以外は自由に出入り出来ます。ハイキングに興味無い人はここでランチもいいですね。暖かいスープが飲みたいです。
冬のレイク・ルイーズ
レイク・ルイーズは冬でもクローズされないので年間を通じて訪れることができます。ただ、冬の間湖は凍っています。
凍った湖の上はスケートリンクが作られて滑ることができますし、雪像も作られます。氷で作られたバーも登場します。寒いのが苦手じゃなければ冬に行くのも面白いです。
旅の2日目は朝早かったのと山登りの疲れで宿に着いてから爆睡。夕方のいい時間を寝るだけに使ってしまいました。
次回は3日目コロンビアアイスフィールドをご紹介します。