これからバンフ旅行を計画する方向けに色々と情報をまとめました。
6年間バンフに遊びに行ってる僕がまとめたので間違いないです。
せっかくの海外旅行で失敗したくない方も多いと思うので参考にしてください。
バンフ旅行の前に知っておきたいこと
バンフのハイシーズンとオフシーズン
バンフ周辺の観光地はサマーシーズンとそれ以外をはっきりと区別しています。
サマーシーズン 5月第3週の週末〜10月第2週の週末
ホテル代金もこれに合わせて値段を設定しているのでサマーシーズンとオフシーズンでは値段が全く違います。
8月のハイシーズンになると冬と比べて3〜4倍ほどの値段になることもあります。
また一部の観光スポットは冬の間は閉鎖されます。
積雪量によって早く冬季閉鎖になることもありますが、基本的にはこのスケジュール通りです。
冬の間閉鎖される場所
この他にもまだあると思います。
公共交通機関も冬の間は運転本数を減らしたり、運休するルートもあります。
事前に行きたい場所と経路を確認することおオススメします。
サマーシーズンとオフシーズンの違いを挙げておきます。
サマーシーズン
- とにかく人が多い
- レストランがどこもいっぱいで並ぶ
- ホテルが高い
- 山火事が発生する
- 太陽が気持ちいい
- 山登りできる
- 程よく潤う
オフシーズン
- 人が少なくて静か
- レストランは空いてる
- 平日のホテルが安い
- 天気悪い
- 寒い
- 極度に乾燥してる
- アイスバブルが見れる
- スキー場の雪質が最高
個人的には人の少ないオフシーズンの平日に泊まりで行ってホテルのプールでのんびりするのが好きです。
カナダアルバータ州の祝日
カナダの祝日は一部を除いて月曜日に設定されています。連休になるのでその週末はとても混雑します。そして飛行機、ホテルなどの値段が高くなります。
ファミリーデイ 2月の第3月曜日
グッドフライデー 移動祝日、2020年は4月10日、2021年は4月2日
ビクトリアデイ 5月の第3月曜日
カナダデイ 7月1日
ヘリテイジデイ 8月の第1月曜日
レイバーデイ 9月の第1月曜日
サンクスギビング 10月の第2月曜日
リメンバランスデイ 11月11日
クリスマスデイ 12月25日
ボクシングデイ 12月26日
カルガリースタンピード
カルガリーで毎年7月最初の金曜日から次の週の日曜日まで10日間開催される世界最大のカウボーイのお祭りです。
期間中の人出は100万人以上でカルガリー市内はとても混雑します。
バンフまで影響が出ることが多いので注意が必要です。
ちなみにカルガリースタンピードの期間中はカルガリー市内あちこちでフリーブレイクファストが開催されます。
地域コミュニティ、レストラン、スーパーなどがカルガリー市内各地でそれぞれ開催しています。
メニューはパンケーキと決まっていて会場でできたてを食べることができます。
基本的にどの会場でも、誰でも無料で食べれます。
Calgary Stampede Pancake Breakfast Calendar 2019
このサイトから会場が検索できます。
カルガリー、バンフの気候
バンフの標高は1400mほどカルガリーでも1000mほどです。
バンフはカナディアンロッキーのど真ん中ということで 急な天候の変化などには常に注意が必要です。
真夏でも急激な気温の低下によって雪が降ることもあるので防寒具は必須です。
例年9月中に初雪となって10月には山で雪が積もり始めます。
気温の変化以上に重要なのが紫外線対策です。
カナダの紫外線は日本の3倍です。日焼け対策とサングラスは必須です。
特に車の運転をする人は正面からの直射日光で運転してられなくなることがあるので注意してください。
冬の積雪はそれほど多くありません。
降ったとしても軽く細かい雪なのでトレッキングシューズ程度で問題なく歩けます。
除雪もされるので街中にいるだけなら雪の対策はそれほど重要ではありません。
気温は11月〜3月頃までは氷点下となります。
特に寒波が来ると−30度近くまで下がるのでしっかりとした防寒対策を忘れずにしてください。
2018〜2019年のカルガリー、バンフの冬は1月頃までは暖冬で気温の高い日が多かったのですが、2月から急に寒波が入って3月中旬頃まで気温がプラス圏に上がりませんでした。
バンフのホテル
バンフの高級なホテルはフェアモントバンフスプリングス、
リムロックリゾートホテルです。
最高のサービスとホスピタリティですが、どちらもダウンタウンからは少し離れています。
ダウンタウン周辺は比較的ミドルクラスのホテルが多くなっています。
バンフで一番新しいホテルはダウンタウンすぐ近くのムースホテルです。
ハイクラスのホテルですがとても評判が良く個人的にもオススメのホテルです。
アメニティ類では歯ブラシがないホテルがほとんどです。
室内用のスリッパも一部の高級ホテル以外ありません。
スパやプールのあるホテルが多いので水着を用意してください。サンダルもあると便利です。
無料朝食付きのホテルがありますが、日本のホテルの朝食とは全く違うので注意が必要です。
カナダの無料朝食はおかわり自由のコーヒとトースト、ベーグル、ヨーグルト、りんご、バナナ、シリアル、オレンジジュース、りんごジュース程度のものです。
気の利いたホテルではワッフルマシーンが用意されて自分で作って焼きたてを食べることができますが、日本のホテルの朝食と比べるとかなり簡素なものです。
しっかりとしたものを食べたい時は別途料金を払う必要があります。
個人的なオススメはダウンタウンのレストランで朝食を食べるです。
朝の7時半から営業してブレイクファストメニューを売りにしているところもあるのでそういうところで食べたほうがいいです。
チップの払い方
カナダはチップ文化圏なので何かしらサービスを受けた時にはチップを払います。
旅行で主にチップを払う必要のある場面はタクシー、レストラン、ホテルのボーイなどです。
他には宅配ピザのドライバー、美容室などもですが旅行ではあまり関わりないと思うので省略します。
ホテルのボーイさんにちょっとしたサービスを受けた時は1ドルもしくは2ドル硬貨を渡せば大丈夫です。
連泊の際の部屋の清掃も同様です。枕の下やサイドテーブルに置きます。
たまにいらないというネットの記事もありますがあげてください。
タクシーは支払額の10%〜15%、レストランでは15%〜20%です。
特に何もなく普通のサービスを受けたらそれぞれ10%、15%で問題ありません。
タクシーの運転手さんに親切にしてもらったりレストランでサーバーさんから気持ちのいいサービスを受けたら少し多めに払いましょう。
支払い方法は現金の時はチップ分多めに渡してI don't need changeやKeep the changeといえば大丈夫です。
現金で細かく10%や15%を計算するのは面倒なのでそれに近いキリのいい額を渡せば大丈夫です。
カードで支払うときは支払い用の端末を渡されます。
画面にチップを払うかどうかの質問が出てくるのでYesを選択します。
次にチップの額の入力方法を聞いてきます。%で入力するか自分で金額を入力するか選択します。
いちいち金額を計算するのは面倒なので%を選択すれば大丈夫です。
何パーセント払うかの入力は自分で入力する場合と15%、18%、20%のように選択できるようになっている場合とがあってお店によって違います。
まれにですが、選択肢が18%と20%しかないことがあります。
15%にしたいのにと思う方もいるかもしれませんが安心してください。
Otherという項目があってこれを選択すると自分の好きな数字を入力できます。
ちなみにですが、チップを払わないということもできますが、普通のサービスを受けたのにそれをやるとかなり怪訝な顔をされます。
よっぽどのことがない限り払ってください。
ファストフード、ショップの店員、公共交通機関の運転手などにはチップは必要ありません。
たまにファストフード店でもカードの支払い端末機にチップの支払い項目が出てくることがありますが、Otherを選択して0%で問題なしです。
カナダの交通ルール
国際免許を取ってカルガリーからバンフまでレンタカーで行くという人もいると思います。
カナダは右側通行という以外はだいたい日本の交通ルールと同じですが、細かい部分では独特のルールもあるのでしっかりと確認して安全運転をしましょう。
別記事になりますがアルバータ州の主な交通ルールをまとめてあるので参考にしてください。
カルガリー空港からバンフまではほとんど一本道です。
Google Mapsかナビがあれば迷うことはまずありませんが運転する際の注意などを簡単にまとめました。
参考までにカナダのレンタカーはナビが標準装備されていることはほとんどありません。
オプションを申し込んでおくか、あらかじめGoogle Mapsに目的地を設定しておきましょう。
最後に
自分の友達がバンフ旅行を計画してたらという想定でアドバイスしたい事を色々と書きました。
バンフへ旅行の計画を立てる際に参考にしていただけたらと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。