カルガリーからバンフへの移動はレンタカーかバスの2択です。
どちらもメリットデメリットがあって迷いますが個人的にオススメはレンタカーです。
何より自由度が高くて色々な場所に行くことができます。
そこでこの記事ではカルガリーからバンフへレンタカーでの行き方について書いていきます。
バンフへのレンタカー移動について
- カナダの交通ルール
- メリット、デメリット
- 道順
- カナダ国立公園パスの料金
- バンフのダウンタウン
これらのことを中心に解説します。
この記事を読んでいただければバンフへのレンタカー移動の様子がわかるので判断材料にしてください。
事前に移動手段を決めて旅行の計画をスムーズにたてましょう。
カルガリーからバンフ車での行き方【道順、注意ポイント、カナダの交通ルールとか】
最初にカナダの交通ルールを解説します。まずは基本ですね。
あくまで自己責任で、運転に際して起こったトラブルなど当ブログでは一切責任はとりません。
カナダの交通ルール
詳しくはこちらの記事で解説しています。
そのほか一般的な注意点
- 安全運転で余裕を持っていきましょう。
- カナダは左ハンドル右側通行です。
- 高速道路の制限速度は90km~110kmですが、みんなかなり飛ばします。
- マナーの悪いドライバーもいるので気をつけましょう。特にウインカーを出さない人が多いです。
- 冬はスリップ防止で小石が撒かれます。はね上げられた石が飛んでくるので車間距離をとりましょう。
- 歩行者絶対優先で日本よりかなりシビアなのでご注意を。
レンタカーで行く時のメリットとデメリット
メリット
- 先ほども言いましたが何よりも自由です。バンフへの途中でいい景色があった時に寄り道ができます。
- 行きたい場所にも自由に行けます。
- 高速道路に乗ればほぼ一本道なので運転が楽。
- バンフから先はバスも少なくなるので車が圧倒的に楽
- バンフからの帰りにカルガリーでショッピングモール巡りができます。
デメリット
- 運転しなければいけない
- 海外の運転が不安
- 事故のリスク
- 駐車料金
誰かしら運転しなければいけないのは仕方ないとして、バンフまでの道のりは広く運転しやすい道なのでそこまで不安になる必要はありません。
バスと比較したいという方はこちらの記事をどうぞ。
駐車場はバンフスプリングスなどの高級ホテル以外は無料です。バンフの街中もほぼ全て無料駐車場なので心配する必要はないです。
バンフの街中の駐車場について知りたい方はこちらの記事を読んでください。
カルガリー 空港で車を借りる
まずはカルガリー空港でレンタカーを借ります。
日本からあらかじめ予約もできるので下のリンクからどうぞ。
あらかじめ決めておけばカルガリーでスムーズです。
必要なものは日本の運転免許と国際免許、パスポートと、支払いはクレジットカードだけなので注意しましょう。
出発前に確認すること
予約した内容とあっているか確認必須です。
- 予約した車種か、予約した装備は入ってるか。
- 保険のカバー範囲は無制限にしておく。
- フロントガラスの傷の保障も忘れずに。
- 冬はウィンタータイヤ必須。
バンフへの道順
カルガリーからバンフへは2通りの行き方がありますが片方はいわゆる旧道で対面通行、制限速度90km、照明が無いので夜は真っ暗です。
過去にはこの道路で発砲事件もあったりとこっちで行くメリットはないのでメインの高速道路トランスカナダハイウェイで行きましょう。
トランスカナダハイウェイはカナダを横断する無料の高速道路です。
四車線道路で制限速度は110km。バンフ国立公園に入ると90km制限になります。
広くとても運転しやすい道路です。
標識はこのようになっているので目印にしてください。
カルガリーからバンフの行程
順番に解説します。
空港からストーニートレイル
ここは特にわかりにくいところはありません。ナビか標識に従っていけば間違うことはないです。
行程としては空港~ディアフットトレイル(Deerfoot Trail)~ストーニートレイル(Stoney Trail)です。
ディアフットトレイルは北方面(North)、ストーニートレイルは西方面(West)に向かいます。
運転し始めは右側通行が違和感ありますがそこだけ気をつけて行きましょう。
トランスカナダハイウェイ
ストーニートレイルを終点まで行くとトランスカナダハイウェイに合流します。
ここを右方向WESTに進みます。
トランスカナダハイウェイに入るとあとはバンフまでまっすぐ進むだけです。
この辺りから広大なカナダの牧草地隊が広がりカナディアンロッキーの姿も見えてくるのでカナダに来たことを実感する場所です。
バンフ国立公園入場ゲート
トランスカナダハイウェイを1時間ほど走るとバンフ国立公園の入場口があります。
カナダの国立公園は通り抜け以外全員入場料が必要なのでここで払います。
すでに入場用のパスを持っている人が通るスルーゲートが右側に、これからパスを買うための有人ゲートが左側にあります。
オンラインですでに料金を払っている人はいいのですが、まだの人はちゃんと左側のゲートでパスを買いましょう。
国立公園の入場料についての詳細はリンク先を確認してください。
オンラインからも買うことができます。(年間パスは届くまで日数がかかります)
入場から次の日の16時まで
大人1名/$9.80
7名まで/車1台$19.60
一年間有効なパス
大人1名/$67.70
7名まで/車1台/$136.40
料金所でもらったレシートはフロントガラス左側に貼り付けるか、シーズンパスはバックミラーにぶら下げてよく見えるようにしておきましょう。
国立公園職員が定期的に見回っています。その時パスが確認できないと罰金を請求されます。レンタカーの場合はクレジットカードから容赦なく差っ引かれるので注意が必要です。
ここから制限速度が90キロになります。カーブが多くなるので気をつけましょう。
バンフの高速出口
高速からバンフへ入る出口は2箇所あります。
最初の出口はバンフアベニュー(Banff Avenue)。
バンフのメインストリートのバンフアベニューに東側から入ります。
次の出口はノウケイ(Norquay)となっていますがこれはバンフの町の反対側の山にあるスキー場の名前です。
この出口で降りて左折するとバンフのダウンタウンに西側から入ります。
ダウンタウンはほぼ30km制限で歩行者が頻繁に渡るので注意しましょう。
赤いSTOPの標識の下に3wayまたは4wayとある交差点。
この標識のある一時停止交差点では交差点に停車した順に発進します。
歩行者絶対優先
信号のない場所でも歩行者が渡ろうとしていたら停止して歩行者を通してください。
歩行者ランプ
横断歩道のある場所で歩行者がボタンを押すと黄色く点滅するランプです。当然車は絶対停止です。
緊急車両優先
緊急車両がサイレンを鳴らして近づいてきたら右側に避けましょう。道が狭い場合や混雑してる時は右側で止まります。
合流は余裕が無い
日本のように合流車線が長く取ってある場所は少ないです。十分注意して場合によっては一旦停止します。
運転注意箇所
運転しやすいと言いましたが気をつけたほうがいい場所もあるので書いておきます。
サービスエリア
カナダには日本のようなサービスエリアは無く、ガソリンスタンドとコンビニ程度のものが20分〜30分おきにあります。
両方面には無いので反対側の時は高速から出てください。
3番目のガソリンスタンドのデッドマンズフラッツを過ぎるとすぐにカナディアンロッキー最初の町キャンモア(Canmore)があります。
キャンモアは大きな街でカフェ、レストラン、スーパー、ショップなどいろいろ揃っているので日本から忘れたものを買い足す時に便利です。
こちらの記事で日本から用意すると幸せになれる小物を書いてます。
少し気をつけたほうがいい場所
Scott Lake Hill
トランスカナダハイウェイに入って20分くらいのところです。
丘を登った後に急な下りと急カーブになっています。景色がよく見とれそうになりますが運転に集中しましょう
Lac des Ark沿いの急カーブ
カナディアンロッキー入ってすぐの湖沿いの急カーブで95kmの速度制限になります。
ここにはビューポイントがあって休憩できるようになっています。特に冬は湖が凍るので多くの人が停まります。
この付近ではたまに道路脇にマウンテンシープがいたりします。
バンフのダウンタウン
バンフのダウンタウンは広くないのでホテルに車を止めて歩くのをオススメします。
他の場所に宿泊予定の人も無料駐車場がたくさんあるので大丈夫です。
こちらの地図にバンフの個人的なおすすめレストランと24時間営業のコンビニも印をつけておきました。
バンフのダウンタウンについてはこちらの記事で書いてます。
ダウンタウンはバンフアベニューを中心に両サイドにホテル、レストラン、ショップなどが並んでいます。
高い建物は無く、背後のカナディアンロッキーの山に街並みが溶け込んで歩くだけでも楽しい街です。
バンフのホテルは一年中混雑してるので旅行を計画したらまずホテルを探すことをおすすめします。キャンセルは直前まで無料なのでとりあえず確保しましょう。
レンタカーならバンフを最大限楽しめます
カルガリーからバンフまでの車での行き方でした。
観光スポットが点在してるバンフは車で行った方がより楽しむことができます。
バンフから先レイクルイーズやヨーホーへ行くのであればなおさらです。
運転が不安な方もいるかもしれませんが安全運転を心がければ問題ありません。
ぜひレンタカーでバンフ、カナディアンロッキーを楽しんでください。
バンフから先レイクルイーズへの行き方は別記事で解説しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。