6月下旬に用事があってちょっとだけ日本へ行ってきました。
5泊6日だけの日本旅行だったのですがあまりに色々なことが起こりすぎてとても中身の濃い6日間となりました。
最初はカルガリーから関空までサンフランシスコ乗り継ぎで帰った時のことについて書きました。
カナダ〜関空間は直行便がありません。(2019年現在)
というかカナダ〜日本間の直行便は基本成田か羽田しかないのです。
(ただし夏の間だけ関空〜バンクーバー間の直行便があります。)
関西方面へ行くときはどのルートで帰るかをよく考えないといけません。
カナダから関空へはサンフランシスコ経由がベスト
直行便がある夏場はともかく、それ以外の時期はサンフランシスコ経由が一番おすすめです。
理由は日本に着いてからの時間の無駄が無いから。
成田or羽田に着くカナダ各地からの直行便はぜんぶ午後2時以降の到着です。 羽田便なんて夕方6時過ぎの到着。
それから大阪まで移動していたらそれだけで1日目が潰れます。もったいない。
ところがサンフランシスコからだと関空に午後3時に到着します。
関空から大阪市内までは1時間もあれば移動できますし、京都や神戸に行くとしても2時間あれば十分です。
さらに西の広島辺りまで行くにも3時間くらいあれば十分ですね。
こんな感じで日本での1日目が有効に使えるので今回はサンフランシスコ経由にしたんです。
もちろんカナダへ旅行に来て日本へ帰るだけの人は成田or羽田経由でも問題ないですけどね。
カナダからアメリカへ飛行機で行くときに気をつけること
カナダから飛行機でアメリカを経由して他の国へ行くときに気をつけないといけないことがあります。
それは普段より早く空港に行くです。
なぜならアメリカの入国審査がカナダの空港であるから。
詳しくは別記事で書いたのでそちらを参考にしていただきたいのですが、通常のセキュリティチェックに加えてさらにもう一つ手続きが加わるので倍の時間がかかります。
こちらの記事でカナダの空港でのアメリカ入国審査について解説しています。
特に朝や夕方など混雑する時間帯はセキュリティチェックも入国審査も大行列ということもあるので気をつけましょう。
なお乗り継でアメリカに寄るだけでも入国審査は必ずあります。
サンフランシスコ行き機内から見える風景
飛ぶルートにもよるのですがこのルートは大した景色は見えません笑
とは言っても、頑張って探せば北米最高峰マッキンリーが雲のうえに頭を少し出していたり、コンビニコーヒーでも有名なマウントレーニアが見えたりとちょっとした見所はあります。
でもやはり着陸間際のサンフランシスコの景色。
ゴールデンゲートブリッジやアルカトラズ島、サンフランシスコの街並み。
次はサンフランシスコへ旅行に行こうかなと考えてしまいます。
サンフランシスコ空港での乗り継ぎ時間
乗り継ぎというと荷物のピックアップはあるのかとか、入国審査にどのくらい時間がかかるのかとか色々不安になりますよね。
でもカルガリーですでに入国審査を終えているのでサンフランシスコでは一切手続きはありません。
乗り継ぎということは航空券も通しで(1回の予約で)発券されているはずなので、荷物もそのまま関空まで運ばれます。
今回は到着してから関空行きの飛行機のゲートまでが近かったので乗り継ぎにかかった時間は3分ほどでした。(飛行機降りてから)
カナダから来た飛行機はサンフランシスコではアメリカ国内線のターミナルに着くか、国際線ターミナルの場合は手続きのいらない乗り継ぎエリアへ降りることになります。
関空行きユナイテッド35便
サンフランシスコ〜関空の運行会社はユナイテッドになります。
ユナイテッドに乗るのは初めてだったのですがフライトスケジュールや日本の航空会社とはサービスが違うところをご紹介します。
ユナイテッド35便の運行スケジュール
- サンフランシスコ11:25発
- 関空15:00着(翌日)
- 飛行時間は11時間35分
夏(3月第2日曜日~11月第1土曜日)16時間
冬(11月第1日曜日~3月第2土曜日)17時間
ユナイテッド航空の座席指定は有料
今回一番驚いたのは座席指定が有料だったこと!
日本の航空会社ではあり得ないことですが海外ではこれが主流になってきているようです。
カルガリー空港のチェックイン機で座席指定しようとしたら拒否されて、そして乗り継ぎだったせいか座席の確定もされず。
サンフランシスコ空港で乗り継ぎカウンターに行って座席を確定してもらうように言われました。
そして渡されたチケットにはEとミドルの文字が。これは多分真ん中列の真ん中席。
飛行機の座席配置とアルファベットの割り当て
ちなみに飛行機の座席番号の割り当てはある程度の法則があるのでチケットの座席番号を見ただけで窓側か通路側かがわかります。
具体的には窓側席は前方に向かって左の列がAで右の列がK、通路側席は左の列がC右の列がH。
真ん中にも座席がある場合は4列の場合は左からDEFG、3列の場合は左右通路側はDとGで真ん中はFかEとなります。
これは一番大きい飛行機の3-4-3のABC-DEFG-HJKの座席配置を基本としていて小さい飛行機はそこからアルファベットを抜いているからです。
ただし世界共通ルールとしてアルファベットのIは数字の1と似ていて紛らわしいので使われていません。
ということでユナイテッドの787は3-3-3-の配置なので左からABC-DEG-HJKとなっているはず。。。
飛行機の座席のアルファベットの割り当てについてはこちらのfly-byで詳しく解説されてます。
今回チケットにEの文字がある僕は中央列のさらに真ん中ということです。
と思って乗ったらユナイテッドのアルファベットの割り当てはなぜか右側3列はJKLでした。なぜだ!
ユナイテッド35便の使用機材
今回割り当てられた機種はボーイング787-9でした。
通年で787が使われていますが787-8か787-9かは季節によって変わっています。
塗装はユナイテッドの新塗装でした。と言ってもゴールドのラインが波打ってるか真っ直ぐかの違いだけなんですけどね。
座席配置
先ほどと少し被りますが機内の座席配置は3-3-3-です。
日本だとANAの787も同じ配置ですが個人的にはあまり好きではありません。
だってせっかく窓側になってもトイレに行くのに2人に気を使わなければいけませんからね。
その2人が爆睡してたら…悲劇です。
ちなみにJALの787は2-3-2の配置でゆったりしています。
機内エンターテイメントは日本語字幕のある映画も多かったので長いフライトで退屈することはありませんでした。
ユナイテッド35便の食事
関空到着までに2回食事が出ました。
まず出発してベルト着用サインが消えてからすぐに飲み物とスナックが出ます。
そのあとに最初の食事が出ます。
1回目の食事は2種類からのチョイス
最初の食事は海外航空会社によくあるチキンかビーフからの選択です。
今回選んだのは韓国風ピリ辛チキンご飯。
肉とご飯のワンプレートにサラダの海外航空会社によくあるタイプですね。
日本人好みの味付けで美味しかったです。チキンもジューシーでした。
でもご飯にパンをつけるのはやめてほしいと思いませんか?笑
食事を食べ終わる頃を見計らってマンゴーのアイスクリームが配られます。
これも美味しかったのですがめっちゃくちゃ硬くてしばらく放置してから食べました。
2回目の食事は朝ごはん風卵料理
2回目は関空到着1時間半前に出ました。
なぜか機内の照明が暗いまま食事のサーブが始まりました。食事中も暗いまま。
2回目の食事は朝ごはん的な位置付けなのか卵料理と果物で軽い感じです。
スクランブルエッグの下にマッシュポテト。
ところがこのマッシュポテトがめちゃくちゃしょっぱい。味付け間違ったのかなというレベル。
初めは日本人には濃く感じるだけなのかと思ったのですが違いました。
だって隣のアメリカ人のおばちゃんがしょっぱすぎるから他のに交換してと乗務員に文句を言ってました。
誰もがしょっぱすぎると感じる味付けです。
多分全部同じ味付けだし無理じゃないのかな~と思っていたらなんか他のものが出てきてました。
意外とどうにかなるものですね。
関空到着
日本上空に入ってからは仙台付近から本州を横断して一旦日本海へ抜けた後山陰、岡山、和歌山付近を通って南から関空へ入るルートでした。
そして予定より少し早い14:50に到着です。
着陸はぶっ壊れるんじゃないかっていうくらいの衝撃でびっくりしました。
長いフライトで少し疲れましたが日本語対応してる映画が多かったし食事も美味しかったので(2回目の食事以外)退屈することなく過ごせました。
まとめ
サンフランシスコ乗り継ぎで関空へ飛ぶメリットは到着した日の時間が有効に使えることです。
成田や羽田に午後に着いてそれから大阪へ移動するのでは着いた日がほとんど潰れてしまいますからね。
この後僕は広島へ移動したのですがそれはまた次回に続きます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。