海外生活で食事に困っているかた
外食したいけど美味しいお店がないというかた。
今日はそういった方へお届けします。
この記事の内容
海外生活で外食に困ったらとりあえず中華料理へ行けば大丈夫。
その理由を3つ解説します。
海外生活で外食が口に合わない…そんな時はとりあえず中華にしよう
これから海外生活を始める方、始めたばかりで毎日ワクワクウクキという方。
わかります。僕も5年前そうでした。
せわしない日本を離れて希望に満ち溢れた海外生活。。。
でも大丈夫ですか?
いざ現地での生活が始まったら食事が全く合わないとか…
外に食べにいってみたら口に合うものが全然見つけられないとか…
考えたくないですよね。
アジアだったら日本のレストランがどんどん進出していてそんな問題は全くないのですが、北米、ヨーロッパなどはそれもまだまだ。
そんな時はどうしたらいいか。
答えは簡単でとりあえず中華料理にしておけば大丈夫です。
理由は三つあるので解説します。
どこの国へ行っても中華料理は大抵中国人がやってます
海外のジャパレスへ行ってみたら和食とは名ばかりのよくわからないものが出てきたってことよくありますよね。
あれはなぜかっていうと和食を知らない人がやってるからなんです。
でも何故食べたことのない和食で商売を始めてしまうのかというとズバリ儲かるからです。
和食って最近ブームになってますけど、海外ではずっと昔からトレンドです。
それに調理の工程も簡単だったりして誰でもはじめやすい。
例えば刺身は切って醤油と一緒に出せばいいだけ。
うどんは茹でて出汁をかけるだけ。
場合によっては刺身は切られた状態で手に入るし、うどんの出汁もそのまま手に入ります。
フレンチのように複雑なソースを作る必要もありません。
だから海外でレストランでもやろうかなと考えてる人からすると和食は垣根が低いんです。
そして、彼らはよく知らない和食のレストランを始めてそのまま自分たちのオリジナル和食を確立してしまいます。
そしてそれを流行らせてしまうんです。
食べる人からすれば目の前に出てくるものが美味しければそれで何も問題はないわけです。
和食と言われて出されるからお客さんの中ではそれが和食です。
さて、それを日本人が食べるとどうなるでしょうか。
残念ながら美味しいと思うことはまれです。
場合によっては拒否反応を起こすかもしれません。
日本人であれば本当の和食を知っていますしその味が舌に染み付いてます。
日本で食べてきたものが本当の和食だとも考えているでしょう。
そこで和食以外のものを食べに行ってみるんですがこれもまた微妙に口に合わない。
日本で日本人向けにアレンジされた各国料理を食べ慣れてるからです。
最終的にせっかくの海外生活なのに美味しい食べ物に巡り会えないとなってしまいます。
話が少しそれましたが中華料理はどうでしょうか。
不思議なことにチャイニーズレストランってどこも大抵は中国人が作っています。
先ほどのジャパレスのように中国人以外の人がやってる中華料理はありません。
当然中国人ですから中華料理を知っています。
だからちゃんとしたものが出てきます。
カルガリーにもチャイニーズレストランはたくさんありますけど中国人が作っていて美味しいです。
何より日本人は中華料理が好きという事実
そして忘れてはいけないのが日本人は中華料理に馴染みがあるし好きだということです。
日本にもたくさんチャイニーズレストランがありますし家庭でも普通に中華料理が出てくることがあります。
麻婆豆腐、エビチリ、餃子、春巻き、シュウマイ、あげたらきりがないです。
日本人にとって中華料理は昔から食べ親しんできた味でもあるのです。
しかも日本の中華は多少は日本人好みにアレンジされてることもありますが、基本的には中国人が伝えたオリジナルのものであることがほとんどです。
だから海外でチャイニーズレストランへ行ってもお馴染みの料理が出てきて美味しく食べることができるのです。
世界中どこへいっても大抵チャイナタウンがある
チャイナタウンって日本にもありますよね。日本だと中華街っていう名前がついてますけど同じです。
横浜、神戸、長崎。
日本だけじゃなくて世界中だいたいどこの国にもあります。
そして、大きい国だと地方へ行ってもちょっとしたチャイナタウンがあります。
そこへいけば中華が食べれる安心感があります。
ちなみに、僕が今いるカルガリーにも小さいですがチャイナタウンがあります。
初めて来た時はなんでカナダの地方都市のカルガリーにチャイナタウンがあるのか不思議でした。
今となっては理解できますけど、カナダは移民を受け入れ続けてきた国で中国は移民を送り出してきた国だからです。
美味しいチャイニーズレストランがたくさんあるのでよくお世話になっています。
と言っても最近は美味しいお店を探すコツを掴んできたので中華以外のお店に行くことの方が多くなりましたが。
初めての海外生活は食生活で絶望することが多い
ここからは僕の経験談です。
5年前に初めてカナダに来て最初に食べたのは中華でした。
日本で食べていたのと変わらない美味しい味で安心したのを覚えています。
カナダに来る前に食事が美味しくないということを聞いていたので不安だったのですがこれなら大丈夫そうだなと気が緩みました。
安心して後日何も考えずにふらっと入ったお店で出てきたものが全く口に合わなくてショックを受けます。
その後も何度か外食に挑戦したのですが全く美味しいものに出会えませんでした。
ジャパレスはもちろん(当時は海外のジャパレスがどんなものかわかってなかった)ベトナミーズ、カナディアン、イタリアン等何を食べてもイマイチでした。
最終的に出た結論は…
- カナダには美味しいレストランはないから外食はしない
- もしどうしても外で食べる時は味の安定しているファストフードにする
でした。
仕事柄食べ歩きが好きだし、来たばかりでそれくらいしかすることのなかった頃なので割とショックでした。
実際には僕は料理人なんで自分で何か作ればいいだけの話なのですけど。
そんな中で思い出したのがカナダ到着初日に食べた中華の味です。
もしかしたら中華は美味しいのか?と思ってチャイナタウンに行って食べた中華料理がとても美味しかったのです。
その日からチャイナタウンのレストランを何軒か食べ歩きましたがどのお店も美味しくてカナダでも中華料理なら美味しいんだと気付きました。
一応言っておきますが、カナダのレストランがみんな美味しくないというわけではありません。
カナダへ来たばかりの頃は美味しいお店の探し方を知らなかったし、探そうともしていませんでした。
舌も慣れていないというのもあると思います。
おそらく海外生活を始めたばかりや初めて住む街では最初は誰もがこんな感じだと思います。
今ではあちこち中華以外のお店を食べ歩いて記事にもしています。
ちなみにですが…
こっちで中華料理を食べに行っていつも探すけど出会えないものがあります。
それはエビチリです。
エビチリって日本独自の中華料理なんでしょうか?
以前旅行で行ったサンフランシスコのチャイナタウンでも食べることができませんでした。
似たようなメニューがあってもしかしてエビチリ?と思って頼んでも違うものが出てくるのがいつものパターンです。
なので日本へ帰った時に何故かいつもエビチリを食べに行ってしまいます。
まとめ
以上が海外生活で外食に困った時に中華をお勧めする理由です。
もう一回まとめると
- 海外のチャイニーズレストランは中国人がやってる
- 日本人は中華料理に慣れ親しんできてるしそもそも中華料理が好き
- どこの国にも大抵チャイナタウンがある
個人的には、最初は中華を食べつつたまに現地の美味しそうなお店に挑戦してみて
徐々に慣れていくのがオススメです。
せっかくの海外生活なので現地の料理も楽しんでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。